私のシャンプー法、アリ?ナシ?上手なシャンプー法を徹底調査!

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photo:Thinkstock / Getty Images

皆さん、毎日のシャンプーにこだわりってありますか? それともなんとなくシャンプーしていますか? ちなみに、ホメ髪.com編集部には、シャンプー時にブラシを使っているスタッフがいます。シャンプーブラシを使った地肌(頭皮)マッサージは、やみつきになるんだとか。
髪のことを考えながらシャンプーしている人も、なんとなくの人も、シャンプーの方法って知りたいと思いませんか? 実はシャンプーの仕方次第で、かえって髪や地肌(頭皮)を傷めてしまったり、きちんと洗っているつもりでも洗えていなかったりするんだそうです。毎日するシャンプーだから、きちんとした方法を身につけたいですね。美髪を手に入れるためのシャンプー方法を、髪の専門家である花王ビューティーケア研究センターの小鹿智仁さんにしっかりレクチャーしてもらいました!

シャンプー法3つのポイント
  • シャンプーは、地肌(頭皮)の汚れを落とすことを意識しよう
  • 洗髪前に「くしでとかして、からまりを取る」ひと手間で、髪へのダメージも軽減
  • たっぷりの泡で洗うことが重要

シャンプーの一番の目的は地肌(頭皮)の汚れを落とすこと

編集部
シャンプーの方法って、けっこう自己流だったりすると思うのですが、「これはNG!」というのはどんなことですか?
小鹿さん
多く見られるのは、髪の表面だけを洗っている人。“洗髪”というだけに髪そのものを洗うことはもちろん大切なのですが、肝心なのは地肌(頭皮)までしっかり洗えているかどうか。地肌(頭皮)の皮脂腺数は顔のTゾーンの2倍以上あるといわれ、毛穴には皮脂や汚れがたくさん。これを取り除くことが、シャンプーの本来の目的なんです
編集部
皮脂腺数がTゾーンの2倍というのは驚きです! シャンプーってつい、髪についたスタイリング剤を落とそうと、髪ばかりに意識がいってしまいますが、地肌(頭皮)もしっかり洗わなければいけないんですね。
編集部
みんなが意外とできていないことってありますか?
小鹿さん
洗っているつもりでも、洗い残しが多い部分というのがあります。前髪の生え際から頭頂部、耳のうしろから後頭部、襟足から後頭部。この3つのエリアは、“クラウンゾーン”と呼ばれ、特に意識して洗いたいところ。後頭部が洗いにくい人は、シャンプーブラシを活用するのも良いですね
編集部
私、耳の後ろだけやたらとかゆくなることがあります! それって洗い残しだったのかも、きゃー恥ずかしい……。今度から気をつけます!

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髪のダメージまで減らせる! 洗う前のひと手間

編集部
洗っている時に、髪がからまったり引っかかったりして、スムーズに洗えないことがあります!
小鹿さん
実は洗髪中は髪へのダメージのリスクが! 洗髪中に無理な力をかけると、キューティクルが傷つきやすく、ダメージの原因になります。髪を守っているキューティクル(髪の表皮となる組織)は、傷んだ髪ほどもろくなっていて、ちょっとした摩擦でめくれたり、はがれたりしてしまいます。キューティクルがはがれると、枝毛や切れ毛ができやすくなります。ちなみに、キューティクルは一度はがれてしまうと二度と戻らず、髪の中の成分が流出するだけでなく、いくらケアしても補修成分などが漏れ出してしまうこともあります。なので、キューティクルを傷めないようなシャンプー方法を心掛けることが大切です。また、髪は濡れるとからみやすくなるため、あらかじめ、シャンプー前に目の粗いブラシやくしで、もつれをといておくと◎
編集部
からまった髪の毛を、シャワーで濡らしながら無理やり引っ張って、ほぐしていました…! 私のキューティクル、無事なんでしょうか……心配です。
編集部
シャンプー中のダメージを少なくする注意点、もっとありますか?
小鹿さん
髪と地肌(頭皮)をまんべんなく濡らし、予洗いを十分に。地肌(頭皮)に指を通しながら、シャワーで根元からしっかり濡らしましょう。こうすることで、シャンプーの泡立ちが良くなり、地肌(頭皮)と髪に泡がまんべんなく行き渡って、汚れを落としやすくなります。さらに、たっぷりの泡が髪同士の摩擦を防いでくれます。
編集部
たっぷりの泡で洗うのが良いんですね、今度から気をつけます。ちなみに、髪の専門家の小鹿さんいわく「スタイリング剤はほとんどお湯で落ちますが、ガチガチにスタイリング剤で髪を固めた時など、髪が絡まってほどけない時は、ムリにほどこうとせずに、シャンプー前にコンディショナーをつけてすすぐと、髪がからまることでのダメージも少なくなり、シャンプーしやすくなります」とのこと。そんな裏ワザがあるとは、驚きです……!

洗い〜タオルドライまでの正しいプロセスをマスター

編集部
シャンプーをつけてから、すすぐまでの一連の流れで、「ここは気をつけておきたい」というポイントを教えてください!
小鹿さん
指の腹を使って、地肌(頭皮)をマッサージするように洗うのがコツ。地肌(頭皮)を洗うことで髪にも泡が行き渡り、髪の汚れも一緒に落ちて流れていくので、髪をゴシゴシ洗う必要はありません。すすぎ残しやすい耳のうしろ、襟足、生え際などに気をつけながら、念入りに行って。コンディショナー、トリートメントは、まず毛先につけて髪全体になじませればOK。時間をおくと効果がある製品もあるので、使用方法はしっかり読んでくださいね。シャンプー同様、すすぎは丁寧に行いましょう。
編集部
つい、髪の毛を洗うことに集中しがちですが、シャンプーでは、地肌(頭皮)を洗うことが大切になるんですね! 髪をこすらないように気をつけます。
編集部
タオルドライの正しい方法も知りたいです。
小鹿さん
髪をポンポンと軽くたたくような感じで水気をふき取り、地肌(頭皮)を中心にタオルドライします。濡れた状態で髪同士をこすり合わせたり、引っ張ったりすると、キューティクルが傷んでしまいますので、やさしく行うことを心掛けてくださいね
編集部
えー!!私、髪が速く乾くように、思いっ切り毛先から髪全体にかけて、タオルでゴシゴシしてました……。今日から髪にやさしく接するようにします!

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プロのワンポイントアドバイス
  • シャンプーは、たっぷりの泡で、クラウンゾーンを意識して洗って
  • 固まるタイプのスタイリング剤は、予洗いの時にコンディショナー等をつけてすすぐと、髪のからまりが解けてシャンプーしやすい
  • タオルドライはゴシゴシとこすらず、タオルで髪を包むようにやさしくポンポンとたたく感覚で。地肌(頭皮)は指の腹でやさしくおさえるように水気を拭き取る。
教えてくれたのは……
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    小鹿 智仁さん (花王 ビューティケア研究センター 総合美容技術研究所
    ヘアケアやスキンケアの研究を行う花王の研究機関「総合美容技術研究所」の主任研究員。髪の研究一筋25年。
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